授業「国際理解 韓国にふれよう」 

杉並区内の小学生6年生を対象にハングル、英語の二カ国語を教えている語学の先生、金ウンジョンさんに韓国のアウトラインについてお話しをうかがいました。


スライドショーで用意されたクイズとともに実際の紙幣・貨幣や、礼装であるチマチョゴリ、バジチョゴリを着せていただきました。「ハングルは「偉大な文字」という意味なので、ハングル語やハングル文字というのはおかしいですね。チマはスカート、バジはズボン。チョゴリは上着です。」 日頃、日本人が間違えやすい言葉についても、しっかり説明して頂きました。
また韓国の言葉とともに、生活に密着した儒教の考え、正しい新年のあいさつの仕方など、伝統的な儀礼も勉強しました。

韓国はもっとも近い国ですが、実情はかなり遠い存在でした。最近の 韓流ブームがいくぶんその距離感を短くしてくれたかもしれませんが、まだまだ隣国として理解しなくてはいけないこともあります。今後も国際理解授業のなかで、韓国や中国といった近くて遠い国への理解を深めるための授業は必要となることでしょう。