授業「小学校のパソコン授業」

杉並区内の小学校でパソコン授業を実施しました。今回は1年生・2年生・5年生・6年生の4学年で行いましたので約1ヶ月に渡る濃密なスケジュールでした。

1、2年生は、パソコンの基本操作の授業を行いました。ユニークだと思ったことは、お絵かきソフトや学習用ゲームソフト(算数ゲーム等)を自由に触らせながら、遊び感覚でマウスやキーボードの練習をさせていたことです。もちろん子供たちは大喜び!パソコンの授業が楽しくてしかたない様子でした。
基本操作の後はワープロソフトでローマ字入力の練習を行い、最後は名刺作成ソフトで「自分の名刺」を作り、カラープリンタで印刷をしました。
文字入力の練習は、ローマ字入力の一覧表を見ながらいっせいに打ち込むのですが、慣れている子と慣れていない子の差が出てきます・・。驚くことに7~8才という年齢で「自宅でパソコンを触っている」という子供も少なくないそうです!

5、6年生は、デジタルカメラを使った複合的な授業を行いました。自分で撮影した写真をワープロソフトに張り込んでドキュメントを作成するという少し手の込んだパソコン作業を行いました。
特に6年生は「学校の思い出」というテーマで教室や校庭など自分の思い出の場所などを撮影し、6年間の思い出や印象に残っているエピソードなどを綴りました。卒業制作のようでとっても良かったと思います。

小学校の低学年でパソコンの授業って・・凄いな~!早くないかな~?など思っていましたが、家でパソコンに触れる子供と、触れていない子供では、ずいぶん差があることが分かり、低学年のうちにパソコン授業を行う意味の大きさを実感しました。
パソコンや携帯など情報ツールが普及している時代ですので、学校の授業でうまく取り入れていけるといいですね。
TFFでは学校のICT活用を支援するため、今回のようなパソコン授業をはじめ様々な活動を行っています。