自主展示で古地図を紹介

当方の日ごろの地域取材・調査で入手した古地図の一部をスギナミ・ウェブ・ミュージアムに区民展「古地図さんぽムカシのこの辺」と題し、10種の地図、図画を展示しました。

なかには珍しいほぼ手書きの 「杉並町全図 」 (区制施行前の大正期)には、当時の阿佐谷付近の様々な地名(大字・子字)が掲載されています。また、「杉並町勉強商工者案内地図」は郷土史家の故原田弘さん秘蔵の昭和初期の商店街マップです。どこにどんな店があったのか、この店はまだある!といった純粋に地元を再認識できる貴重な地図です。
当時この付近に住んでいた小説家、詩人の随筆に登場するような店も掲載されており、文学の歴史とともに街をあるくのも楽しくなります。
おすきな方は、ぜひご覧ください。
https://www.suginamiart.tokyo/webmuseum/oldmaps/index.html

鉄道省校閲 大日本旅行地図 (明治25(1950)年3月発行/東京日日新聞/79.0×110.0cm)

棟方志功の作品をアートグッズにしました。

棟方志功の肉筆画シリーズ「アメリカのスケッチ」の「ニューヨーク近代美術館図」では、棟方の創作活動への感謝、喜びを表現しています。長きに渡り棟方の活動を支援した河井寛次郎、柳宗悦、濱田庄司らへの感謝の思いが形となって画面に広がっています。また棟方志功が大好きだったベートーベンの「第九」の一節も描かれている感慨深い作品です。

本品では、この活力溢れる棟方作品をハンカチで再現しました。薄手で使いやすいサイズです。バッグの中に潜ませてもなんとなく心躍る楽しいアイテムです。スギナミ・ウェブ・ミュージアム・オリジナル紙封筒に入っており、ちょっとしたプレゼントにも最適です。

くわしくはスギナミ・ウェブ・ミュージアムショップ(オンライン)へ。
https://smuseumshop.base.shop/items/82445669