平成21年7月24日、杉並区高井戸小学校においてサイエンススクール事業の中でデモ授業としてセンサー対応のLED電子工作授業を実施しました。
暑い中、近隣のいくつかの小中学校からこの授業への参加を希望した高学年18名を対象に授業を行いました。
基盤のエッチングから、コンデンサなど普段見ることのない裏側の部品を自分でハンダゴテで接着し、LEDがきちんとセンサーによって点灯するか? までをすべて小学生が行うというもの。
何度か、区内小学校で電子工作授業を指導していただいてる松本先生を中心にITサポータが手伝いながら何とか90分で終了。
多々反省面もありましたが、概ね回路の理解までは及ばなかったものの、電子機器の裏側をイメージしたりすることができたのではないだろうか?
授業後のアンケートでも、「将来役に立つ」「電子機器に興味をもった」「友達に自慢したい」などの意見があった。一方ハンダゴテの使用については参加者のうち、一人を除く18名の児童が「初めて」との回答。
つい、自分の子どもの頃にくらべ ものづくり 経験、 危険物にふれる体験が少ないのだな、と実感。危険なものを危険と認識すること、注意を払うこと、などなど体験から学ぶことは非常に多いはず。
これからもマイナーチェンジを繰り返しながら、このタイプの授業実施は必要だと感じました。