スギナミ・ウェブ・ミュージアムでは新しい常設展にシリーズ展「杉並の芸術家展」を公開しました。
大正時代末期の関東大震災の被災地から逃れ、多くの人々が、まだ武蔵野の面影をのこす杉並の地に移住してきました。なかには、文壇、画壇で活躍中の芸術家や、まだ駆け出しの若き作家や画家も多数いました。
震災以降も中央線という立地の良さ、すでに生活拠点を阿佐谷や永福町周辺においていた先人にさそわれ多くの文化人が移住し、井伏鱒二、太宰治、北原白秋、恩地幸四郎、鈴木信太郎、棟方志功など著名な文化人が阿佐谷や荻窪、南は永福町・久我山を中心に数多居住していたのです。
本展では、そんな杉並を代表する 洋画家中川一政、佐野ぬい、田中青坪の作品を紹介します。また棟方志功、鈴木信太郎等の作品も数か月後に第二弾として掲載します。お楽しみに。
「杉並の芸術家展」はこちらからアクセスください。(外部リンク)