観光地見学視察「愛知県・弥富町」

平成29年秋、NPO法人TFFの協働事業でもある「BATA ART EXHIBITION」や「すぎなみ戦略的アートプロジェクト」での展示やグッズプランの参考に、金魚を元にした地域活性に長年の実績をもつ愛知県の弥富町を訪問しました。

弥富市役所職員に案内いただき、観光協会で弥富の金魚事業やイベントなどについて話を伺い、歴史民俗資料館を見学しました。

歴史民俗資料館には、22種類の金魚が水槽で飼育されており、金魚養殖の道具や金魚モチーフの作品が展示されていました。また、同じく弥富市の象徴になっている白文鳥も飼われていました。

弥富市は「スイーツと恋のまち」として「やとみスイーツハートプロジェクト」を実施。スイーツめぐりのマップを配布しています。それを参考に、金魚もなかを販売している店をいくつか訪ねました。同じもなかでも、形や味、パッケージが異なり、それぞれの店の工夫が見てとれました。また、中には他店とは違う自店の魅力をアツく語る店主もおり、こだわりを感じられました。

愛知県埋蔵文化財調査センター

その他、ペーパークラフト等を制作している「鈴木紙工場」を見学し、代表の鈴木さんと金魚グッズの展開について意見交換。また、個人で市の情報サイト「やっとみつけた、弥富」を運営しているコジローさんと、効果的な観光情報の発信についてディスカッションしました。

視察を終え、早速、金魚もなかを参考に金魚型を試作しスイーツ作りに挑戦してみるなど、新しいグッズ作りにチャレンジしました。今後も、阿佐谷地域活性化のアイデアの1プランとして、金魚デザインを効果的に使ったブランディングも展開していく予定です。