授業「伝統文化の体験学習」

杉並区内の中学校で、日本の伝統文化をテーマに『水墨画』『紙すき』『こけ玉』『藍染め』の4つの授業をおこないました。

『水墨画』では水墨画の基礎を学び墨の特徴をいかし自由に筆を走らせていました!『紙すき』では紅葉を入れて趣のある作品を作りました。また牛乳パックから紙の繊維を再利用しエコロジーについても学びました!『こけ玉』では校庭を散策し自然の植物を見付ける楽しみも知りました!『藍染め』では絞り染めにチャレンジして「てぬぐい」を染めました!
はしゃぎながらも積極的に創作に取り組み、楽しみながら伝統文化を学んだようです。素直で創造性豊かな作品ができあがりました。

体験学習だけではなく、水墨画の増谷さんから日本文化についてお話しをしていただきました。
「日本は木の文化の国。木や植物の繊維から紙を作り、布を織り…、植物の色素を使って絵を描き、布を染め…、自然の一部を生活に取り入れて楽しむ華道や茶道が生まれた…、自然に親しむなかで発展してきた文化です」生徒のみならず私達にも勉強になるお話しでした。
日常触れることが少なくなった日本の伝統文化に関心を持つよい機会になったのではないでしょうか。

講師は各分野の専門の方々にご尽力いただきました。お忙しい中ありがとうございます。
水墨画・水墨画家 増谷様、紙すき・環境ネットワークの皆様、こけ玉・鈴木様、藍染め・文化女子大学 佐藤様