「古地図さんぽムカシのこの辺」

杉並町勉強商工者案内地図 (昭和初期発行/不明/不明)

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大正12(1923)年に町制施行した杉並町内の商業地図。
青梅街道、中杉通り、早稲田通り沿いにも細かな商店がひしめく様が見てとれる。産婆、銭湯、モスリン(生地)店、呉服店、また建築ラッシュだったのか、木材、建材、金物店が多く存在し活気ある街の様子が伝わってくる。商業・経済の変遷を感じられる貴重な資料でもある。
都電の前身となる路面電車敷設状況、当時の停車場も興味深い。
なかには、令和現在でも営業中の薬局、寿司店、酒店など老舗の記載もあり、現在の商店街と比較しながら歩くのも楽しい。
※本図は、郷土史家である故・原田弘さんから複製提供をいただき紹介するものです。

主な掲載地名

阿佐ヶ谷、高円寺、天沼、馬橋、田端等

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