スギナミ ウェブ ミュージアム ≪戻る  区民展「古地図さんぽムカシのこの辺」

「古地図さんぽムカシのこの辺」

<図画>花見の志をり 風俗画報増刊「小金井名所図会」 (明治39(1906)年発行/18.5 × 25.4 cm )

『江戸名所図会』所載図絵や新たな挿画で花見ポイントを、由緒、最新事情を加え製本した明治末期のお花見ガイドブック。かわいらしく目をひくピンクの表紙はとても現代的な色使い。花見場所の近くの名物・銘菓、道程も詳しく紹介されており、当時の町民が花見を楽しめるような情報が満載。鮮やかな色彩で再現した妙法寺境内の賑わい、源義家の伝説が残る「鞍掛の松」、中野三重塔、なども紹介されている。

主な掲載場所

挿絵新図:小金井の春輿、中野三重塔(宝仙寺)、大宮八幡宮、堀ノ内妙法寺、井の頭弁天池、国分寺。府中大国魂神社、多摩川

「江戸名所図会」より:小金井橋、小金井の堤、淀橋水車、堀ノ内妙法寺、大宮八幡宮、井の頭弁天、国分寺、府中六所宮、分倍河原の陣街道 写真:小金井堤(近藤朝之助)

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