「古地図さんぽムカシのこの辺」

実側改正 東京最近図(明治40(1907)年3月発行/富里長松/ 52.0x74.0cm)

実側改正東京最近図

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東京府管轄全区を宮城(皇居)を中心位置に紹介している。特に皇居周辺の敷地内の様子は詳細で御所や近衛兵の配置、建物、池、門などが形状ごと配置されており興味深い。また皇居周辺の町衆の区割りには、「槍物」「数寄屋」「南鍛冶」「北紺屋」「南襖」と職制にちなんだ地名が多数あり、まだ江戸時代の名残を感じることもできる。 区外部の深川周辺には、池、砂地などが多く現代の土地の経歴を知るにも大いに役立つ。

主な掲載施設・機関名

宮城(近衛軍楽隊、近衛歩兵営、皇宮警察署、吹上御所)、陸軍省、日比谷公園、濱離宮、通信省、市谷士官学校、市谷監獄署、中島町練兵場等

主な掲載地名

赤坂区、浅草区、麻布区、牛込区、神田区、京橋区、小石川区、麹町区、下谷区、芝区、日本橋区、深川区、本郷区、本所区、四谷区、荏原郡、北豊島郡、豊多摩郡、南葛飾郡

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